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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

Q1

アトピー性皮膚炎の原因は何なのでしょうか。

A1

主に2つの原因が考えられます。

ひとつは皮膚の乾燥によるバリア機能の低下です。これは、皮脂腺の未発達と先天的にフィラグリン遺伝子の変異により角質に含まれる、セラミドと呼ばれる皮膚のうるおい成分が低下しているために起こると言われています。乾燥した肌は汗、石鹸、衣類などの接触源やダニ、ハウスダスト、細菌、ウィルス、カビなどが皮膚の中にまで容易に入り込みます。また、乾燥した肌は皮膚の水分も逃げていってしまいます。

もうひとつの原因は入ってきた刺激、つまり接触、食物、環境アレルゲンなどに対して過剰に反応を示して炎症を起こしてくることです。さらにアトピー肌といわれるかゆみに対する敏感な体質で、掻きだすと止まらないことも悪化要因になります。これは炎症が繰り返されるために、神経の末端が表皮内に伸びて来て刺激に対して過敏になるためです。
乳幼児はときに食物が原因のことがありますが、食事がアトピー性皮膚炎に与える影響率は10%以下といわれています。
体調が良好で病気を押さえ込む力が十分なときは皮疹の悪化は起こりませんが、精神的、肉体的ストレスが強いと皮疹が増悪します。

Q2

アトピー性皮膚炎の治療について教えてください。

A2

大切なことはかき壊しによる皮膚炎の悪循環を断ち切ることです。

まず皮膚炎の抑制です。ステロイド外用薬は使い方さえきちんとしていれば大変有用な薬で、病状や部位に適した使い方が大切です。ステロイド外用薬は、症状が落ち着いてもすぐにやめるのではなく、少しずつ減らしていく漸減療法が勧められています。ステロイドには強弱がありますので症状が落ち着いてきたら弱いものに切り替えていくことが大切です。

次にかゆみを取ってあげることで、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤が有効です。最近では眠気の起こらない抗アレルギー剤が出て来ており、社会生活や学業への影響がない治療が可能です。

原因の除去が必要で、原因が続いているといつまでも薬を切らすことができません。各種の検査を受け抗原を探したり、日常生活の中から刺激となっている増悪因子を探り当てる努力をする必要があります。
原因を調べる方法として、血液中にあるアレルゲンを調べる方法のIgERASTという血液検査や、使用しているスキンケア用品を皮膚に貼ってその反応をみるパッチテストがあります。

大変重要なのがスキンケアです。垢や汗などの老廃物、古い軟膏の除去と皮膚の角質へ水分を補給する意味で入浴が大切です。できれば低温の湯船に長めに入ることをお勧めします。そしてスキンケア用の軟膏をつけて、ふだんから皮膚の状態を整えます。

精神的ストレスやイライラなどで痒みが強くなる場合があります。
体調を整えストレスに打ち勝つ体力を養うことも重要です。イライラを抑える漢方もあります。
怪しげな民間療法に頼ったり、必要以上にステロイドを怖がることも止めましょう。

Q3

食事制限は必要なのでしょうか。

A3

食物がアトピー性皮膚炎に与える影響率は約10%といわれていますが、この問題を考える場合、乳幼児とほかの年齢層とに分けて考える必要があります。
乳幼児では腸管が未発達で免疫系が完成されておらず、卵、牛乳などのアレルゲンの吸収を抑制できないために、他の年齢に比べて食物アレルギーをおこす確率が高くなります。
腸管が十分に発達した年長児以降では、あまり食物アレルギーは問題になりません。

乳幼児でも問題になるのは、食事のあとに蕁麻疹を起こすようないわゆる即時型アレルギーで、アレルゲン食の制限を加えたほうが良いと思われます。
ただし、いつまでも厳格な食事制限を続けるのではなく、腸管の成長に従い徐々に慣らしていくことも医師と相談の上、考えてみましょう。
保湿をしっかりやって皮膚のバリアを保つことで、アレルギーが減弱することも分かってきています。

Q4

アトピー性皮膚炎とダニの関係を教えてください。どのようなダニ駆除が有効なのでしょうか。

A4

アトピー性皮膚炎の大きな原因の一つとしてヒョウヒダニによるアレルギーがあります。
ダニが皮膚を刺すことが原因だと考えるお母さんもいるかもしれませんが、そうではなく、ダニのふんや死骸のかけらを鼻や口から吸い込んだり、皮膚に接触することによってアレルギー反応が起こりアトピー性皮膚炎になるのです。

ダニを増やす要因

  • 気温20度前後
  • 湿度50%以上
  • 人が住んでいること(ダニはえさとして人のフケやアカを食べる)
  • 空気が動かないこと
  • 隠れて産卵できる繊維のすきまがあること など

とくに畳のうえのカーペットや、カーペットの二重敷き、ソファの上の毛布やマット、敷きっぱなしの布団や毛布が絶好の繁殖場所になります。ダニ駆除は殺ダニ剤などで殺しただけではダメで、ダニ取り専用の掃除機などによるダニ抗原そのものの除去が必要です。
また、ダニを通さない寝装具なども利用すると良いでしょう。

ダニアレルギーの有無は血液検査で分かります。

Q5

アトピー性皮膚炎でかゆみがどう生じ、どう対処したら良いのでしょうか。

A5

アトピー性皮膚炎でかゆみがおこる理由としては

  • 体質的にかゆみの刺激に弱くかゆみが長く続き体中がかゆくなったりする。皮膚炎が長く続くと神経が表皮の中に伸びて、よけいかゆみに敏感になる。
  • 皮膚の乾燥で角質が毛羽立ち、衣類などで知覚 神経が刺激されかゆみが生じる。
  • 皮膚から進入してくるいろいろなアレルゲンや起痒物質によってヒスタミンなどの知覚神経刺激物質が増加してかゆみが生じる

などによります。
かゆみに対する対策ですが、

  • 皮膚の炎症自身を抑える。最も有効なのはステロイドの外用です。
  • かゆみを抑制する抗ヒスタミン剤などの内服を行う。とくにかゆみは夜間に強いので、就寝前に飲むようにこころがける
  • 保湿剤などで皮膚の状態を整える。
  • 皮膚への刺激になっているアレルゲンや刺激を検索し、その除去に努める。
  • 風呂や部屋の温度を下げたり、運動を控えめにする。
  • アルコールや辛い 刺激物を避ける。
  • 精神的にイライラせず、かぜをひかないよう体調を整える。

などです。

Q6

アトピー性皮膚炎に対する民間療法を試してみたいのですが、どうなのでしょうか

A6

現在アトピー性皮膚炎にたいする民間療法には実に様々な治療法があり、本屋にも数十冊にのぼる本が並べられています。比較的有効と考えられるのは温泉療法、超酸性水治療、深層海水法による治療などです。
しかしどの程度の有効性があるのかという科学的なデータをはっきり示すことができるのはあまりないというのが実態で、たいていは体験談によるものや、なんとなく効くというものです。また、アトピー性皮膚炎に効くというのと完治させるというのとでは意味が全く違い、『アトピー性皮膚炎が治る』というような謳い文句の民間療法や高額のものは要注意です。

民間療法は補助療法として、従来の治療を続けながら試みることを考えてください。
アトピー性皮膚炎はいろいろの原因が組み合わされて出現して来る病気であり、民間療法によって一時的に軽快したり悪化する場合もあるということを念頭に、主治医の先生とよく相談して開始してください。

Q7

アトピー性皮膚炎を根本的に治すには体質改善が必要と聞きましたが、どうなのでしょうか

A7

現在アトピー性皮膚炎の遺伝的な体質としてはIgE抗体を産生しやすいというアレルギー体質と皮膚の表面を保護している防御機構に問題があるバリアの障害が考えられます。 この体質は親からの遺伝子によって決まっていると考えられており。その遺伝子を変えることは今のところ不可能です。

しかしこの病気は中学生位になると、一般的に改善することが多いのです。それは男性ホルモンの増加に伴う脂腺の発達によって皮膚の潤いが出てきたり、いろいろの抗原に対する慣れの状態(減感作または脱感作という)が自然に成立するために起こると考えられています。またこの病気には外的刺激などの環境的な要因や体調が多くかかわっており、抗アレルギー剤や漢方薬などで刺激に対する反応を弱めることは可能です。

太る体質の人が太らないようにすることは可能であり、それと同じで湿疹を引き起こすような刺激を避け、軽いうちに治療しスキンケアと体調維持を心がけることが大切です。

Q8

アトピー性皮膚炎を根本的に治すには体質改善が必要と聞きましたが、どうなのでしょうか

A8

この病気の特徴はドライスキンで、皮膚のバリア機能(外界から皮膚の中を守る機能)が低下していることです。そのために皮膚の抵抗力が弱くなっていますので、いろいろな感染症に弱いということです。最近、汗に含まれる免疫力の一つである、分泌型免疫グロブリンIgAが有意に減少していることも報告されています。

どんな感染症に弱いかといいますと、

  • 細菌感染とくにブドウ球菌や連鎖球菌に弱く、伝染性膿痂疹 (とびひ)や毛包炎、汗腺炎。
  • ウィルス感染とくにプールなどうつりやすい伝染性軟属腫(みずいぼ)やヘルペスウィルスによってうつるカポジー水痘様発疹症。

などがあります。

また、外界の刺激に敏感に反応し接触性皮膚炎(かぶれ)を起こしやすいのも特徴です。
かゆみのために目をこすったり、たたいたりするために白内障や網膜剥離などの眼合併症も重要です。これらの予防にはふだんのスキンケアと、アトピー性皮膚炎の上手なコントロールが大切です。

Q9

アトピー性皮膚炎ですが、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。どうしてなのでしょうか。

A9

その理由は6つ考えられます。

  • 皮膚炎を悪化させるような原因(かぶれや皮膚の乾燥など)が続いており、治療を中断すると悪化してしまう。
  • 良い皮膚を維持するためのスキンケアを行っていない。
  • ストレス、疲労、感冒、寝不足など体調不良をきたし抵抗力 (免疫力)が低下して皮膚炎を抑え込めない。
  • かゆみに対する対策が不十分でかき壊して皮膚炎を悪化させてしまう。
  • 薬に頼って生活改善を怠り、強い治療には反応するが弱い治療では悪化してしまう。
  • 季節的な要因で皮膚のコンディションが変わり悪化してしまう。

などです。
ではどうしたら良いかといいますと、

  • 皮膚炎を起こしている原因を追求して除去する。
  • 治療をきちんとうけ皮膚炎を治す。
  • しばらく抗アレルギー剤を続けてかゆみをおさえる。
  • 良くなっても受診を中断せずスキンケア用の薬などを続けて良い皮膚の状態を維持する。
  • 大量の薬を貰うことをせず、こまめに受診し体調改善や体質改善に努める。

などです。

Q10

アトピー性皮膚炎ですが、入浴の仕方はどういうことに注意したらよいのでしょうか。

A10

入浴の効果は、

  • 皮膚を清潔にし、刺激物や細菌等を取り除く。
  • 皮膚から水分を吸収し皮膚の潤いを保つ。
  • 精神的にリラックスし自律神経を安定させる。

などです。
では実際にどういう入浴の仕方がよいかといいますと、

  • できるだけ毎日入浴する。汚れを落とすだけならシャワーで済みますが保湿の目的でいえば湯船に入るほうが効果的です。できればやや低温で少し長めに湯船につかり角質に水分を吸収させてやります。
  • 石鹸やシャンプーはできるだけ低刺激で脱脂力の弱いものがお勧めです。薬用やリンスの入ったものは避けたほうがよろしいです。
  • 身体を擦るのは気持ちよいのですが、アトピー性皮膚炎にはよくありません。擦るということは角質をはぎ取っていると認識し、手のひらでやさしく洗ってあげてください。
  • 入浴剤は保湿剤入りのものがときに有効ですが、人によってはかぶれることがありますので注意が必要です。
Q11

アトピー性皮膚炎に有効といわれる外用薬タクロリムス(プロトピック)軟膏とはどのような薬なのでしょうか。

A11

この薬はアトピー性皮膚炎にのみ適応の薬で大人用の0.1%と小児用の0.03%の濃度のものがあります。

アトピー性皮膚炎は皮膚の乾燥によって生じるバリア障害(外的刺激に弱い状態)と、皮膚に入ってきた刺激やアレルゲンに過敏に反応するアレルギー体質によって生じますが、プロトピックはアレルギー反応、つまり過剰な免疫反応を抑制する薬です。

使い方のポイント

  • 一日1~2回の使用で1回の使用量を守る
  • 傷のあるところやジクジクしたところには使用しない。
  • 妊産婦や授乳時には使用しない。

などです。

使用にあたっての留意点

  • 感染症に弱くなる。
  • 刺激性がある。
  • 紫外線を避ける必要がある。

などです。

刺激性は次第に慣れることが多いのと、皮膚の状態が改善すれば皮膚からの吸収が低下して副作用も軽減します。ただし長期間の使用で中止すると、ステロイドと同様にリバウンド減少が起こることがあります。また長期の使用による全身への安全性が不明なところがあります。

Q12

ステロイド外用の副作用は怖くないのですか?

A12

内科、外科、小児科など、あらゆる科のどんなすばらしい薬でも使い方によっては副作用がありますが、これほど効果がはっきりした有用な薬はなく、使い方次第だといえます。

いくつかのポイントを述べましょう。

  • ステロイドは効力の強弱によって5段階に分けられますが、一番強いものと弱いものでは約百倍違います。しかし、この強さと副作用は必ずしも比例しません。効力の強い薬でも副作用の少ないものもあります。
  • 皮膚は場所によりその厚さ、血管や毛包の数などで薬の吸収量が異なります。皮膚の状態や年齢によっても吸収が違ってきます。
    たとえば顔は薬の吸収がよくステロイド外用薬の影響が強く出ます。酒皶様皮膚炎になったりニキビができたりします。原因除去をしっかり行い使用期間を短くしましょう。
  • 弱い薬であっても原因除去やきちんとしたスキンケアをしないで、漫然と使っていれば副作用がでることがあり、注意が必要です。つまり、専門的な知識によって正しく使えば副作用は怖くないと言えます。

乾燥肌

Q1

乾燥肌とか脂性肌とかよく聞きますが、どのように区別してスキンケアはどう行えばよいのでしょうか。

A1

肌質は4つに分類されます。

普通肌
皮脂は少なめで水分は多い肌で季節により脂っぽくなったりかさついたりする。これは肌の汚れの状態にあわせた洗顔料を選び、化粧水や乳液で油分と水分のバランスを取ります。
乾燥肌
皮脂量は少なく水分も不足している。これには肌に水分と油分を十分に与える。油分だけ与えるのは良くなく、保湿効果の高い化粧水、乳液、クリーム、美容液で水分と油分のバランスをとる。洗顔料はマイルドなものを選ぶ。
脂性肌
皮脂も水分も多く、ニキビなどが出やすい。これは朝晩に洗顔料を使いしっかり洗顔し常にさっぱりと清潔を保つ。収斂効果、皮脂分泌をコントロールする働きのある化粧水を用いる。とくにTゾ一ンはパックなども有効。
乾燥型脂性肌
皮脂量が多いのに水分が少ない肌で、ニキビなどが出やすいにもかかわらず肌がかさついている。これは朝晩に洗顔料を使いしっかり洗顔し、そのあと保湿効果の高い化粧水や美容液で水分を十分に補うなどです。
Q2

乾燥肌なのに生理前になるとニキビが悪くなるのはなぜですか。

A2

ご質問の方の肌は乾燥型脂性肌といって皮脂量が多いのに水分が不足している肌だと考えられます。

この場合、肌荒れをおこしているにもかかわらずニキビが多くなります。これは乾燥による水分の喪失を防ごうと皮脂の分泌を盛んにするのですが、毛穴が乾燥によって硬くなったり、化粧によってふさがれてニキビができやすくなるのです。さらに、生理前になりますと、「黄体期」といって黄体ホルモンが盛んに分泌されます。このホルモンには男性ホルモンと同じように皮脂の分泌を高める働きがあるため、ニキビができやすくなったり悪化しやすくなるのです。

この方の場合、脱脂力の弱いセッケンで洗い、ニキビの出やすいところは二度洗いしてください。洗顔後は保湿化粧水や、油分の少ない保湿乳液を使いましょう。

Q3

唇がカサついてかゆいのですが薬用リップをつけてもよくなりません。どうしたらよいでしょうか。

A3

口唇炎ですが、ほとんどが皮膚の乾燥とかぶれによります。
とくにアトピー性皮膚炎がありますと、表皮バリア機能障害のために口唇が乾燥します。また、口唇が乾くとそれを防ごうと口唇をなめるために、乾燥がさらにひどくなります。こういう状態を舌なめずり皮膚炎と呼んでいます。また、かぶれの原因としてはマンゴ、パパイヤ、キュウイ、パイナップルなどの果物、山いも、醤油、口紅、リップスティック、歯磨き、クレンジングクリームなどです。現在使用中の薬用リップも合わない可能性があります。

その他の原因として、日光による光線過敏症。ピタミンB2,B6あるいは鉄、葉酸欠乏による場合や扁平苔癬や円板状エリテマトーデスといった病気による場合もまれにあります。治療としては、パッチテストなどで原因を調ベ、炎症を抑える外用剤や保湿剤で皮膚の状態を改善します。ふだんティシュペーパーで強くこすったり、なめたり、強いセッケンで洗い過ぎないよう注意しましょう。

Q4

乾燥肌にビタミンAの内服が有効だと言いますが、ビタミンAにはどのような作用があるのでしょうか。

A4

ビタミンAには、レチノールとβ-カロチンの2種類があります。レチノールは最初からビタミンAのかたちで動物性食品に含まれています。β-カロチンはプロビタミンAともいわれ、緑黄色野菜に多く含まれ体内で必要に応じてビタミンAに変わります。

ビタミンAの主な生理作用は、目の網膜にある光を感じる色素(ロドプシン)の生成促進、胃腸や気管支などの粘膜を正常に保つ、健康な皮膚を作る作用に関わる(ビタミンAが不足すると皮膚や粘膜が乾燥して硬くなる)、などです。

近年、ビタミンAの不足がガンのリスクを高め、逆に充分なビタミンAは発ガンを抑制することが明らかになっています。しかし、大量のビタミンAの摂取や皮膚病治療用に合成されたビタミンA類似物質の場合は、少量の摂取でも催奇形性があるので、妊娠中には注意が必要です。ビタミンAの1日の所要量は2000IU(鶏レバー4.3g)で、各種のレバーや、やつめうなぎ、ぎんだら等に多く含まれます。