誰でも、体のどこかにひとつやふたつはある“いぼ”や“ほくろ”
大きさや数、出来ている場所などにより見た目が気になったり、
「放っておいても大丈夫なの?」「ガンにはならないの?」と心配になることも…
一見すると“いぼ”なのか“ほくろ”なのか判断が付きにくいものや、
いぼ状に隆起しているが、いぼではないことも多くあります。
色:皮膚色・茶色
いぼは、ヒト乳頭腫ウイルスというウイルスの一種が皮膚に感染してできます。
顔面や首では、先端がとがった細長い突起物になることがあります。
●液体窒素
綿棒に含ませて、凍結と融解を繰り返す凍結療法を数回行います。
●炭酸ガスレーザー
病変部分のみを正確に治療できるため、メスによる切除に比べ傷跡が目立たないことが特徴です。
色:淡褐色~黒褐色
高齢者の顔などに見られる、表面が少しざらついたものです。
平らなものから盛り上がったものまであります。
大きさは数mm~2・3cmくらいで、シミと混じって存在することが多いです。
●液体窒素
綿棒に含ませて、凍結と融解を繰り返す凍結療法を数回行います。
●炭酸ガスレーザー
隆起している部分を周りの皮膚と同じ高さに削り、整えることで目立たなくなります。
色:皮膚色~褐色調
首のまわりにたくさん出来るイボです。
大きさは1mm~3mm程度のものが多く、皮膚面から少し飛び出ています。
●液体窒素
綿棒に含ませて、凍結と融解を繰り返す凍結療法を数回行います。
●炭酸ガスレーザー
全ての治療において1度の治療で取り切れない場合があります。
炭酸ガスレーザー
細胞の水分に反応する波長のレーザー(CO2レーザー)で、患部全体を蒸散させて削り取る治療です。
切り取られた部位は皮膚の自己再生能力が働き、徐々に穴が修復されていきます。
メスによる切除に比べ傷跡が目立たないことが特徴です。
適 応
尋常性疣贅、老人性疣贅、脂漏性角化症、軟性線維腫
料 金
1箇所 5,000円 別途診察料
通院
照射部の経過を確認するため、数日後に1回目の受診と
照射後約2週間経過後の受診をお願いしています。
治療経過によっては数回の受診が必要な場合があります。
メイク
当日~3、4日は照射した部位へのメイクは避けていただき、
照射部がかさぶたになりましたら上から軽くメイクすることは可能です。
洗顔・入浴
治療当日の洗顔・入浴はお避け下さい。
翌日よりこすらないよう泡でやさしく洗ってください。
ダウンタイム
治療当日はヒリヒリする場合があります。
また、赤味がでることがありますが、
時間の経過と共に解消されます。
3ヶ月~半年かけて徐々に色味が落ち着いてきます。
リスク・合併症・注意事項
レーザー照射部が赤く腫れたり、水疱やびらんになったりすることがあります。
数日すると茶褐色のかさぶたが形成され、目立つ状態になります。
軽度の陥凹、赤み、瘢痕(盛り上がり)、色素沈着等が残る場合があります。
また、ケロイド体質の場合は再度盛り上がってくる可能性があります。
「ほくろ」は、医学的には「色素性母斑」あるいは「母斑細胞母斑」と呼ばれている良性の皮膚病変です。
生まれつきある「先天性」と、成長途中で現れてくる「後天性」とに分かれ、急に大きくなったり「ほくろ」だと思っていたものが実は皮膚癌だった、などということもあります。
形も様々で、平らなものから盛り上がったもの、逆に内部に埋まってしまっているものなど様々です。
治療は、目立たなくさせるのが目標です。良性と確認されないもの、治療後跡が残りすぎる可能性があるものは治療適応外となります。
●炭酸ガスレーザー
細胞の水分に反応する波長のレーザーで、「ほくろ」全体を蒸散させて削り取る治療です。
当院では、大きさや形状により、患者様の状態に適した治療を行っております。
炭酸ガスレーザー
細胞の水分に反応する波長のレーザー(CO2レーザー)で、患部全体を蒸散させて削り取る治療です。
切り取られた部位は皮膚の自己再生能力が働き、徐々に穴が修復されていきます。
メスによる切除に比べ傷跡が目立たないことが特徴です。
適 応
ほくろ
料 金
1箇所 5,000円 別途診察料
通 院
照射部の経過を確認するため、数日後に1回目の受診と
1週間~10日ごとに数回の受診をお願いしています。
メイク
当日~3週間の保護材を貼布している期間、レーザー照射部へのメイクは避けて下さい。
洗顔・入浴
治療当日の洗顔・入浴は避けて下さい。
翌日よりこすらないよう泡でやさしく洗ってください。
ダウンタイム
レーザー照射部は赤くなり、びらんや潰瘍になります。
皮膚を蒸散・凝固させるため、赤みが生じますが、皮膚の再生によって軽減していきます。
リスク・合併症・注意事項
皮膚の深いところまでほくろがある場合は、レーザーを深部まで照射するので、皮膚の陥凹や赤みが残る場合があります。
大きな面積のほくろの場合、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)という、皮膚からやや盛り上がった跡が残る可能性があります。
再度色素が出現することがありますが、このような場合には再度レーザー照射を要します。
医療法人社団緑生会 室蘭皮フ科クリニック
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