Q3 たばこやお酒、睡眠不足などが肌に良くないというのは本当でしょうか。
A3
たばこは肌に害があるのははっきりしています。
たばこを吸うと、血管が収縮をおこし血液循環が悪化して皮膚のくすみをおこしたり、活性酸素を発生させて皮膚の真皮を傷つけて日光の紫外線による老化と同様の変化をおこし、シワが多くなります。また、くちびるや口の粘膜に皮膚癌の一種である有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん)ができやすくなります。たばこをはさむ指の皮膚が黄色くなることもあります。

つぎにアルコールは直接皮膚障害をおこすことは少ないのですが、アルコール性ジンマシンや酒さ(しゅさ)、皮膚ポルフィリン症(日光の当たるところに水疱ができる病気)などの原因になります。また、アトピー性皮膚炎などはアルコールで体温の上昇をおこし痒みが強くなったり、汗をかいて皮膚炎が増悪します。また、睡眠不足は皮膚には大変悪く、皮脂の増加による脂漏性皮膚炎やニキビ、皮膚炎の増悪を来したり、皮膚のくすみの原因になります。




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