森皮フ科クリニック 札幌市西区琴似1条4丁目笹川ビル2F
地下鉄琴似駅から徒歩1分・JR琴似駅から徒歩10分

011-644-0112

メニュー

その他

HOMEQ&A > その他

口の頬粘膜にときどき口内炎ができます。原因は何なんでしょうか。
再発性アフタが考えられます。原因としては
 
●小さな外傷(歯の刺激や歯に入れている歯科の金属や矯正用の装具、硬い歯ブラシ、フランスパンなどの硬い食べ物、間違って頬粘膜を噛む)に細菌が感染して潰瘍が生じる。
●胃腸障害:口腔内も消化管の一部であり、胃炎や胃潰瘍、腸炎などの炎症があると同様の変化を起こしてくる。
●肩や首筋のこりなどがあると血流が悪くなって口内炎ができやすくなる。
●かぜや各種のストレスが原因になる場合もあります。
 
治療は外用療法としてイソジンガーグルなどの殺菌剤でうがいをしたり、ケナログ、アフタッチ、サルコートといった皮膚科専門の治療薬があります。また、内服療法として半夏潟心湯や黄連解毒湯といった漢方薬が有効です。
再発性アフタの他に口内炎を起こしてくる他の疾患としてべ一チェット病といった難治性疾患や疱疹性歯肉口内炎やヘルパンギーナ、手足口病などのウィルス疾患などもありますので専門医での診察を勧めます。
数カ月前から右頬に約1cmの円形で少しカサカサした褐色の色素斑があります。何でしょうか。
日光角化症という病気が考えられます。これは慢性の日光障害によっておこり将来的に皮膚癌に進展する可能性がある癌の一歩手前、つまり癌前駆症と考えられています。
 
この病気は紫外線によって皮膚の細胞の核の遣伝子DNAが傷つけられ、その修復が加齢によって困難になるために生じてきます。
一見、湿疹やイボに似ており放置されることがしばしばあります。
 
症状はカサカサしたやや盛り上がった紅斑または灰色ないし褐色の色素斑で、ときにイボや角(つの)の様になっている場合もありますが自覚症はありません。顔や頭部、手背に好発し、ときに多発します。治療は手術や炭酸ガスレーザーによる切除、凍結療法、抗ガン剤含有軟膏による治療などを行います。表皮内にとどまっているものは治療により完治します。鑑別すべき疾患として老人性疣贅、脂漏性角化腫、ボーエン病、皮膚癌などがあります。いずれにしても早期に専門的な診断を受けることが必要です。
生後6ケ月の乳児ですが、腕に盛り上がった赤みのある腫瘤がでてきています。このまま様子を見ても良いものですか。
話からして「いちご状血管腫」と考えます。いちご状血管腫は出生後、間もなく発生します。最初は血管が拡張した赤い斑ですが、3~4週目から隆起性となり3~6ケ月で極期に達します。極期の臨床像は表面鮮紅色、顆粒状で一見いちごに似ています。
 
極期に到達後は一定期間の静止期を経て次第に退縮が始まり、大多数は学齢期以前に消退します。以前は自然消退を待つのが原則でしたが、現在では早期に治療すると比較的きれいに治癒すると考えられるようになってきており、積極的に治療する場合が多くなってきています。
 
目の周りの病変、気道の病変、巨大な病変、出血を繰り返す病変の場合は無条件で早期から積極的に治療します。治療法にはステロイドの内服、持続圧迫療法、放射線照射、レーザー照射などがあります。
 
治療すべきかどうかは皮膚科専門医に相談しましょう。

お知らせ

NEWS

診療時間

→休診日/日・祝 駐車場/有

9:30~12:00
13:30~14:30 手術 手術 手術 手術
14:30~18:30