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注射・レーザー+医療用LED照射による治療法
育毛活性剤注射による治療
細胞は、常時周辺の細胞にシグナルを出し、血液や体液から栄養を取り込んでいくことで成長します。毛髪が抜けたり、細くなったりする原因は成長するための栄養が足りなくなるからです。
効果的な毛髪再生は、その栄養を直接補充してあげることです。
治療は細い針を極めて浅く刺入し、薬液を注入します。出血量はごく少量で、痛みも基本的に残りません。施術時間は、施術する面積によって異なりますが、15~30分です。
日本医療毛髪再生研究会について
日本医療毛髪再生研究会は、発毛治療を実践する医師らによって2008年に発足された研究会です。
本研究会は、ヒト脂肪幹細胞培養上清液を頭皮に注入し、自毛を発毛させる治療法であるHARG(ハーグ)療法の臨床効果の検証および治療の普及活動を続けていました。
本活動を続けていく中で、エクソソームが発毛促進因子であることが分かり、2018年にエクソソームが配合された製剤(AAPE Ver.2)に切り替えましたが、今まで以上の発毛効果を期待し、2022年からExoSCRT(エクソスカルト)技術によるエクソソームのみを抽出した製剤を使用することとなりました。また、治療名をHARG+(ハーグプラス)療法に変更し活動を続けています。
HARG+(ハーグプラス)療法という治療名を使って診療を行えるのは、日本医療毛髪再生研究会に所属する医療機関だけです。
HARG+(ハーグプラス)療法
人間の細胞は、周囲の細胞の増殖、分化、機能の発現や停止、細胞死等を厳密に制御し、正常な働きがされるよう維持しています。こうした細胞同士のコミュニケーションは、細胞間情報伝達物質(エクソソーム)を介して行われています。
細胞間伝達物質のメディエーターであるエクソソームには、細胞増殖、抗細胞老化、抗炎症、抗組織損傷等の効果があり、元の幹細胞の働きを保持したまま、活性が必要な細胞にメッセージを伝達し本来の機能を取り戻します。
ASCE+HRLVに含有されるmiRNAやPRDX、CD44、let-7bなどのバイオマーカーが、DHT因子を阻害し、ホーミングエフェクト(伝達力)とパラクラインエフェクト(再生能力)により、毛乳頭細胞増殖や老化細胞抑制、抗炎症、免疫調整をもたらし、複数の薄毛の要因を抑制し、発毛の促進と毛髪を維持します。
料 金 | ||
---|---|---|
HARG+療法 (ハーグプラス) |
1回 | 88,000円 |
通院
変わった反応がなければ経過診せの必要はありません。
洗顔・入浴
洗髪は前日の夜または当日の朝に済ませて下さい。その際に頭皮を強く刺激しないようにして下さい。施術後は、翌日から洗髪は可能です。(当日は湯でかるくすすぐのみ可)爪やクシでひっかかないよう注意して下さい。
通院の間隔
6回(1クール)程度の治療が効果的です。
前半クール:頭皮の発毛環境を整える期間(頭皮の血流の改善・毛母細胞の活性化)
1ヵ月に1回を3回行う
後半クール:毛母細胞の活性が高まり発毛が始まる(細胞分裂の活性化)
2ヵ月に1回を3回行う
1クール終了後:3ヵ月~6ヵ月は治療効果を評価する期間
リスク・合併症・注意事項
一時的に注射による熱感、発疹、赤み、掻痒感等の症状が出現する場合があります。パーマ・カラーリングは、前後2週間は控えてください。カットは施術から3日以上あけて下さい。